ロシア思想史 : メシアニズムの系譜
著者
書誌事項
ロシア思想史 : メシアニズムの系譜
早稲田大学出版部, 1998.8
- : 新装版
- タイトル読み
-
ロシア シソウシ : メシアニズム ノ ケイフ
大学図書館所蔵 件 / 全85件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
時代を超えて脈々と流れつづけるロシア・メシアニズム。その系譜を跡づけ、ロシア精神の特質を検証する。
目次
- 第1章 正教世界の後見人=ロシア—ギリシャ正教への帰依
- 第2章 西欧文明の一次的借用—ピョートル大帝の改革
- 第3章 後れたロシアの「後発の利益」—劇作家フォンヴィージン
- 第4章 ヨーロッパの魂も救うロシア—スラヴ派の先駆者オドエフスキイ公爵
- 第5章 ロシアの歴史は過去も未来も無か—「狂人」チャアダーエフ
- 第6章 ロシアなくしてヨーロッパに平和なし—詩人・外交官チュッチェフ
- 第7章 西欧の欠陥を補うロシアの原理—スラヴ派イワン・キレエフスキイ
- 第8章 身を清め、しかるのちに聖戦の剣を取れ—スラヴ派ホミャコフ
- 第9章 聖戦の遂行こそロシアの存在意義—アクサーコフ家の長女ヴェーラ
- 第10章 スラヴ連邦の盟主=ロシア—元モスクワ大学教授ポゴージン
- 第11章 なぜヨーロッパはロシアを憎むのか—汎スラブ主義者ダニレフスキイ
- 第12章 ロシアの聖なる使命を完遂せよ—「スラヴ慈善協会会長」イワン・アクサーコフ
- 第13章 コンスタンチノープルを領有せよ—『作家の日記』の著者ドストエフスキイ
- 第14章 ロシアの国民は選民か—まとめ・二十世紀初頭
「BOOKデータベース」 より