ピカソのミッシング・リンク : 20世紀芸術の隠されたルーツを暴く

Bibliographic Information

ピカソのミッシング・リンク : 20世紀芸術の隠されたルーツを暴く

山田明著

東洋出版, 1998.9

Title Transcription

ピカソ ノ ミッシング リンク : 20セイキ ゲイジュツ ノ カクサレタ ルーツ オ アバク

Description and Table of Contents

Description

ピカソ嫌いのためのピカソ論。現代芸術の目を覆いたくなる混迷の発端はピカソからはじまる。彼と彼の芸術を理解できない批評家は、彼を超越的天才として彼に盲従してしまった。彼以降、規範をなくした芸術は数多くの現代芸術を創り出すが、それは芸術の崩壊への道でしかなかった。彼が芸術を暴走させてしまったのである。ピカソが盗んだのはバルザックとニーチェである。この二つの思想で彼の言動の難解さ、絵画のほとんどは解明できる。ピカソ芸術の中にある数多くの嘘、彼が盗んだ思想の原典をさぐることで、彼が崩壊へと追いやった20世紀芸術の文法を見直す。

Table of Contents

  • 第1章 20世紀芸術の発端
  • 第2章 ピカソの通説的略伝
  • 第3章 ピカソの謎
  • 第4章 発言と読書
  • 第5章 セザンヌ
  • 第6章 1904年頃の状況
  • 第7章 「スタインの肖像」から「アヴィニョンの娘たち」
  • 第8章 仮面の正体
  • 第9章 キュビスム理解される
  • 第10章 発展するキュビズム
  • 第11章 第一次世界大戦
  • 第12章 探求者の苦しみ
  • 第13章 征服者の倦怠と不安
  • 第14章 韜晦の時代
  • 第15章 絵画の命脈
  • 第16章 まるめこまれた知性

by "BOOK database"

Details
  • NCID
    BA37541704
  • ISBN
    • 4809672670
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    317p
  • Size
    20cm
  • Classification
  • Subject Headings
Page Top