日本の近代化と儒学
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書誌事項
日本の近代化と儒学
(人間選書, 221 . 中国における日本思想の研究||チュウゴク ニ オケル ニホン シソウ ノ ケンキュウ ; 2)
農山漁村文化協会, 1998.8
- タイトル読み
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ニホン ノ キンダイカ ト ジュガク
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内容説明・目次
内容説明
中国の歴史学者がとらえた近代日本の精神。江戸時代における儒学思想の多様な日本的展開は、明治期の啓蒙思想・自由民権運動・初期社会主義思想へと連続し、「論語と算盤」に象徴される日本的な資本主義精神の母胎となった。
目次
- 序章 本書の課題と方法
- 第1章 半ヨーロッパ・半アジア型の幕藩制社会—日本近代化の構造的前提
- 第2章 日本の朱子学とその近代的意義
- 第3章 日本の陽明学とその近代的意義
- 第4章 日本の古学派とその近代的意義
- 第5章 安藤昌益の思想と現代
- 第6章 明治啓蒙思想と媒介としての儒学
- 第7章 自由民権思想と架け橋としての儒学
- 第8章 初期社会主義思想と内力としての儒学
- 第9章 儒学と日本近代における経済と政治
- 第10章 近代日本と儒学
- 終章 日本近代化の二重性と日本儒学の二重性
「BOOKデータベース」 より