イギリスの対印度教育政策 印度・ビルマの教育・植民政策

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書誌事項

イギリスの対印度教育政策 . 印度・ビルマの教育・植民政策

東亜研究所第五部(担当蒲原正浩) [著] . 吉田実著

(アジア学叢書, 60)

大空社, 1998.9

タイトル読み

イギリス ノ タイインド キョウイク セイサク . インド ビルマ ノ キョウイク ショクミン セイサク

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注記

東亜研究所 昭和16年刊と三享書房 昭和17年刊の復刻, 合本

背の著者:蒲原正浩(イギリスの対印度教育政策)

内容説明・目次

内容説明

本書に収録された蒲原正治執筆『イギリスの対印度教育政策』(資料乙第四十五号C)(財団法人東亜研究所、昭和16年11月2日発行)は、満鉄調査部と並び称されている東亜研究所(略称、東研)から刊行されたものである。東亜研究所は、帝国の海外発展に資するため、東亜の人文及び自然に関する総合調査をおこなう独自の国策調査機関であった。東亜研究所の活動の全貌はよく知られておらず、幻の研究所と巷間称せられることもあり、その意味では、本書の復刊は関係者にその著作の内容を知る機会を供するだけでなく、東亜研究所の全貌の一端を知る契機になりうる。さらにもう一編、この本に収録した吉田実著『印度・ビルマの教育・植民政策』は、太平洋戦争が始まった1941年(昭和16年)12月8日以降に刊行された書物で、1942年(昭和17年)10月20日発行の、“出文協承認ア10014号”と奥付に刻印された出版物である。総力戦体制のもとでは、出版用の紙も統制され、さらに表現活動が厳しく国家的に管理統制されていたから、この書物がどのような内容をもつものであるか、おおよその見当がつく。当時の人々の時代認識や時代感覚、および諸外国の歴史や民族に対する考え方が、どれほど国の政策選択と密接な関係にあったかを知らせてくれるものの一例として、蒲原正治の著述・翻訳になるものと併置してみた。

目次

  • 序論(イギリスの印度経略の概観;印度社会の特性)
  • 本論(対印教育政策の史的概観;教育政策の展開と現状)
  • 附録—英領植民地の教育政策〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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