おはなし大阪文学史

書誌事項

おはなし大阪文学史

水口洋治著

竹林館, 1998.8

タイトル読み

オハナシ オオサカ ブンガクシ

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内容説明・目次

内容説明

「漱石なんて糞くらえ」ではじまる「おはなし大阪文学史」は初めて出た大阪文学史の本です。芭蕉と西鶴、近松門左衛門を対比することで、江戸と大坂の文学の違いを明らかにし、それが現代にまで及んでいることを著者は明らかにしています。ユーモアのある語り口は大阪の壮大な姿へ読者をひきこんでいきます。単に大阪の文学だけでなく、大阪や関西を愛する人にもぴったりの「大阪学」の本です。

目次

  • 第1話 芭蕉が作った大阪の文学(大阪のイメージ;「下らない」とはどんな意味;対抗文化としての大阪 ほか)
  • 第2話 つやと庶民性—阪神間へ(「みだれ髪」から敗戦までの50年;お家・武士と農村の倫理;封建倫理への挑戦 ほか)
  • 第3話 ハイカラとバイタリティ(そもそも軟派;旦那芸;東京での新しさ ほか)
  • 第4話 三好達治 日本文学の正統(文化はダイナミックなもの;日本文化というもの;三好達治の場合 ほか)
  • 第5話 小松左京と開高健(「日本三文オペラ」の先行作品;大阪陸軍砲兵工廠;小松左京の価値 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA37727586
  • ISBN
    • 4924691623
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    大阪
  • ページ数/冊数
    225p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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