闘牛はなぜ殺されるか
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闘牛はなぜ殺されるか
(新潮選書)
新潮社, 1998.9
- タイトル読み
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トウギュウ ワ ナゼ コロサレル カ
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注記
<付録>闘牛を楽しく見るために: p247-259
<資料>: p260-263
内容説明・目次
内容説明
特別に飼育された牡牛とそれを殺すために訓練を受けた闘牛士が、円形のアレナで対決する—動物愛護の思想が強く主張される現在、闘牛は存続することすら至難なはずだが、スペインを中心に有史以来の興行的な繁栄を謳歌している。なぜ今、闘牛は年間三万頭以上も闘い、死んでいくのか?現代の遊戯は常に勝敗の行方を重視するが、闘牛はその過程、牡牛と闘牛士の駆引きに力点を置く。本来の遊びの醍醐味と祝祭の原点を残しているのである。
目次
- 闘牛への招待
- 闘牛士の五つの夢
- パセとはなにか
- 闘牛の習慣はどこから来たか
- 闘牛社会の変革—男から女の時代へ
- 旅する牡牛—70年代の闘牛
- メメント・モリ—80年代の闘牛
- 芸術に国境はあるか—90年代の闘牛
- 闘牛は午後の五時に始まるか
- ゴヤ—闘牛の夜明け〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より