兎の眼
著者
書誌事項
兎の眼
(角川文庫, 10634,
角川書店, 1998.3
- タイトル読み
-
ウサギ ノ メ
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注記
初出: 1974年7月理論社。1984年12月新潮文庫
18版(2007.3)の発売元: 角川グループパブリッシング
30版(2013.6)の発売元: 角川グループホールディングス
内容説明・目次
内容説明
大学を出たばかりの新任教師・小谷芙美先生が受け持ったのは、学校では一言も口をきこうとしない一年生・鉄三。決して心を開かない鉄三に打ちのめされる小谷先生だったが、鉄三の祖父・バクじいさんや同僚の「教員ヤクザ」足立先生、そして学校の子どもたちとのふれ合いの中で、苦しみながらも鉄三と向き合おうと決意する。そして小谷先生は次第に、鉄三の中に隠された可能性の豊かさに気付いていくのだった…。学校と家庭の荒廃が叫ばれる現在、真の教育の意味を改めて問いかける。すべての人の魂に、生涯消えない圧倒的な感動を刻みつける、灰谷健次郎の代表作。
「BOOKデータベース」 より