わが師・わが父を語る : 西式健康法の創始者・西勝造の精神
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わが師・わが父を語る : 西式健康法の創始者・西勝造の精神
現代書林, 1990.4
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ワガ シ・ワガ チチ オ カタル : ニシ シキ ケンコウホウ ノ ソウシシャ・ニシ カツゾウ ノ セイシン
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注記
西勝造および著者の肖像あり
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784876203567
内容説明
健康・医学の分野で輝ける功績を残した西勝造の思想は、現代に「生きるとは何か」を問いかけてやまない。本書は識者に多くの考えるヒントを与えてくれるはずである。
目次
- 1イコール・ゼロの思想
- 科学と宗教は対立しているのか
- 西式思想の背景
- 東洋思想としての1とゼロ
- 華厳のなかの「1」の思想
- 華厳思想の二極分離へ
- 天台法華宗の生誕
- 法華経の即身成仏
- 真言宗の即身成仏
- 釈迦の6年、空海の7年
- 「欲」の根底
- 大日如来と不動明王の「一心同体」説
- 人間存在にまつわる「欲」
- 象徴主義の終焉
- 十一面観音像に隠された大笑面
- 釈尊への憧憬が阿弥蛇如来
- 極楽浄土はなぜ西方か
- 浄土の根源にある1イコール・ゼロ
- 法蔵菩薩と学祖
- 法蔵菩薩と阿頼耶識
- 阿頼耶識と奇魂
- 法蔵菩薩と世自在王如来
- 第九識と世自在王如来
- 与えられた極楽浄土
- 永遠の意味するもの
- 他力とは何か
- 時空を超越する「心の座」
- 部分から全体を見る
- 現象の奥に在るもの
- 一者思想の始原について
- プロチノス的思考法と宗教
- 中国と西欧の「一者」思想
- 「未発の有」と「一者」
- 「一者」に至るまでの思想的葛藤
- 兼堂という号の出どころ
- 老荘思想以前にあるもの
- 巻冊次
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下 ISBN 9784876203574
目次
- 易の思想と西式
- 暗示力の養成
- 精神作用の大切さ
- 陰陽から万物ができてくる
- 阿吽の呼吸と西式
- 良能善と孟子
- 万物皆我に備わる
- 西式と四聖人の理想
- 世界の四聖人が説くこと
- 「直る」は浩然の気を養う
- 「素直さ」が現代人に欠けている
- 韓愈の「原人」と張載の「西銘」
- 天地と一体の「私」
- 西銘の民主主義
- 同一の結果は異なった原因からも生じる
- 瞬間の生命は永遠である
- 自然の生命を守る健康法
- 一者は多者によって成り立つ
- 中庸への道程
- 「真俗二諦観」に至るまで
- 未法思想の否定と肯定
- 俗諦への回帰
- 空観より中観へ
- 「西式の心」をさぐる
- 西式と虚の把握
- 軍荼利明王の登場
- クンダリーと蛇
- ヨーガと密教との間
- 虚を表わす大渦巻
- 吸引力ですべては動く
- 西式は引かれる力の応用
- 信行不離の西式
- 円環で説かれた西式
- 西式と呼吸法
- 西式と岡田式静坐法
- 西式登場の背景
- 西式と腹式呼吸
- 静坐より動立の時代へ
- 欲望は欲望のままにて
「BOOKデータベース」 より