江戸管理社会反骨者列伝
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江戸管理社会反骨者列伝
(講談社文庫)
講談社, 1998.2
- タイトル読み
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エド カンリ シャカイ ハンコツシャ レツデン
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注記
「さらりーまん事情」(ベストセラーズ 1993年刊)の改題
内容説明・目次
内容説明
幕府あるいは藩という“組織”で運営されていた江戸時代。組織と個人の軋轢に苦悩した人々—駿河台の御意見番、大久保彦左衛門。上司に潰された、大塩平八郎。失脚後冷遇された、新井白石等々。閉塞状況に、納得できる生き方を求めた人々の群れがここにある。
目次
- 使い捨て 組織づくりの名手—大久保長安
- 造反 反骨の脱走—堀主水
- 窓際族 駿河台の御意見番—大久保彦左衛門
- 密告 徳川幕府のCIA長官—中根正盛
- 免職 冷遇された失脚後の新井白石
- 狷介 憂国の予言者—林子平
- 面子 汚職宰相に贈賄した“清潔宰相”—松平定信
- 異動 大塩平八郎を潰した三人の上司
- 告発 恩人の上司を死に追いやった間宮林蔵
- 世渡り 処世術に長けたエリート官僚—遠山金四郎
- 抜擢 薩摩藩の財政再建屋、調所広郷の悲劇
- 煩悶 かちかち山の狸たち—海舟、鉄舟、泥舟の苦悩
- 腹心 将軍慶喜を鞭打つ亡霊—原市之進
- 幕引き 禍根を残した最後の将軍—徳川慶喜
「BOOKデータベース」 より