中世武家政権と政治秩序
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中世武家政権と政治秩序
吉川弘文館, 1998.12
- タイトル読み
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チュウセイ ブケ セイケン ト セイジ チツジョ
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注記
著者の博士論文「日本中世における政治秩序の形成と構造」(東北大学大学院文学研究科, 1997年度)をもとに補訂・新稿を加えて構成したもの
索引(人名・事項,史料): 巻末p1-14
内容説明・目次
内容説明
武家政権は律令的官位制を取り入れ、主従関係の媒介とした。また官途授与の返礼や慶事の贈与交換は「礼」と呼ばれ、政治権力の形成と維持のための契機となった。この二つの視点から、中世の政治秩序を解明する。
目次
- 第1部 中世武家政権と律令的官位制(鎌倉幕府・御家人と官位;初期室町幕府・御家人と官位;中期室町幕府・御家人と官位;戦国期室町幕府・大名・国人と官位—「歴名土代」をめぐって)
- 第2部 中世後期における「礼の秩序」の形成と機能(室町時代における贈与交換—進物折紙と室町幕府財政;室町殿南都下向をめぐる負担—贈与の構造と「御礼」;室町殿東寺御成のパースペクティヴ—永享十一年義教御成を中心に;室町殿をめぐる「御礼」参賀の成立;中世後期における守護権力と「礼」—東寺領丹波国大山荘・播磨国矢野荘を中心に)
「BOOKデータベース」 より