ヘーゲルの歴史意識
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書誌事項
ヘーゲルの歴史意識
(講談社学術文庫, [1351])
講談社, 1998.11
- タイトル読み
-
ヘーゲル ノ レキシ イシキ
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注記
底本: 紀伊國屋書店, 1974.9刊の同名書
内容説明・目次
内容説明
ルネサンス以来の西欧近代思想を論理学、自然哲学、精神哲学からなる体系に構築して、現代哲学の母胎となったヘーゲル哲学。本書はその形成と思想的遍歴を大著『精神現象学』や『民族宗教とキリスト教』などから探りつつ、筆者自らの思想を、啓蒙思想批判から古代ギリシアへの讃美に至る歴史意識の帰趨の中でとらえ直す。大学紛争の経験を通して「国家」と「自由」の問題を真摯に追求した意欲作。
目次
- 1 啓蒙的理性の克服
- 2 主観道徳から運命の必然へ
- 3 国家の現実性
- 4 フランス革命と自由
- 5 古代ギリシャ共和国—憧憬から歴史的把握へ
- 6 歴史意識の帰趨
「BOOKデータベース」 より