司馬遷 : 起死回生を期す
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司馬遷 : 起死回生を期す
(集英社文庫)
集英社, 1991.7
- タイトル読み
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シバ セン : キシ カイセイ オ キス
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内容説明・目次
内容説明
約二千年前、天漢二年の秋、中国の歴史家・司馬遷は友人である将軍・李陵を弁護したため、武帝の逆鱗にふれた。朝廷に五十万銭さし出すか、宦官に身を落とすか、或いは死刑。孤立無援の彼には、男根を切除する陰惨な刑を選ぶしかなかった。生ける屍となった彼は、生の証として壮大な歴史記録「史記」を完成。数奇な運命を生きた司馬遷の劇的な生涯を描く。
目次
- 司馬遷の魅力
- 司馬遷の生涯(竜門に育つ その家系と幼少時代;父親の思想 司馬談と道家;歴史哲学を学ぶ 董仲舒の公羊学;青春の賭け 天下遊歴の旅;辺境の地に使いして 武帝の肖像;偉大なる遺言 父の死;太史令となる 『太初暦』の編纂;数奇な運命との出会い 李陵事件;屈辱に耐えて生きる 「任安に与うる書」;発憤して書を著わす 『史記』の完成;青史にその名を刻んで その終焉)
- 『史記』のことばと人間群像
- 『史記』の組み立て
- 司馬遷の心
- 司馬遷関係地図
「BOOKデータベース」 より