黄門さまと犬公方
著者
書誌事項
黄門さまと犬公方
(文春新書, 010)
文藝春秋, 1998.10
- タイトル読み
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コウモン サマ ト イヌクボウ
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注記
年表ふたりの歩み: p254
内容説明・目次
内容説明
かたや修史事業に力を尽し理想の名君と讃えられてきた水戸光圀。こなた生類憐れみの令により稀代の暗君と罵倒される徳川綱吉。ほぼ同じ時代を生き、ともに三男坊でありながら主座に就くことになった両者なのに、後世の評価に天と地ほどの落差が生じるとは—。ふたりの運命を分けたものは何だったのか。史料の森に踏み入り手さぐりで見つけた真の姿が、三百年の時空を超えて今、立ち上がる。
目次
- 光圀ノ巻(大義チガヒ申ス—兄を超えた苦しみ;あひ憚る儀御座候て—密室の秘事;万歳を唱へて、とよめく—演技する君主)
- 綱吉ノ巻(有栖川殿を御代つぎとせん—幻の宮将軍;人々仁心も出来候様に—新政に賭けた夢;鴨ノ手紙差出ス—迷走する生類憐れみの令;天くらくして大地鳴りわたり—あいつぐ天災;前代の事をよく言はざる—新井白石の罪)
「BOOKデータベース」 より