種田山頭火の死生 : ほろほろほろびゆく
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書誌事項
種田山頭火の死生 : ほろほろほろびゆく
(文春新書, 008)
文藝春秋, 1998.10
- タイトル読み
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タネダ サントウカ ノ シセイ : ホロホロ ホロビユク
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注記
山頭火の肖像あり
山頭火年譜: p167-175
参考文献: p179-182
内容説明・目次
内容説明
酒に溺れ、家を捨て、全国を行乞した俳人山頭火。歿後六十年、その句はますます多くの共感を得ている。旅から旅への人生。しかし彼は単なる漂泊の自由人だったのか?否。幼い日に見た父の放蕩、母の自裁、家産の瓦解…。自分をとりまくすべてが滅びゆくとの強迫観念にさいなまれ、出口を求めつづけた神経症者の必死の吐露が彼の句だった。永年山頭火を“心の友”としてきたアジア経済論の第一人者が、その生涯と内面の苦悩に肉迫する。
目次
- 酒よ
- 報恩寺
- 唄さびしき
- 土に喰ひいる
- 崩落
- この旅、果てもない
- 放哉の春
- 執着
- おもひおくことはない
- ほほけたんぽぽ
- おろかな秋ぞ
- 雲へ歩む
「BOOKデータベース」 より