哺乳動物進化論 : 哺乳類の種と種分化
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哺乳動物進化論 : 哺乳類の種と種分化
ニュートンプレス, 1998.11
- タイトル読み
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ホニュウ ドウブツ シンカロン : ホニュウルイ ノ シュ ト シュブンカ
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注記
引用文献: p290-301
内容説明・目次
内容説明
世は自然保護全盛の時代に入り、哺乳類でも多くの絶滅危惧種が指定されているが、その選定がはなはだ頼りなく、真に絶滅に瀕している種の多くは亜種と見られて保護の網目から抜け落ちている。このまま放置しては悔いを千載に残すことにもなりかねない、と急に心配になってきた。幸い哺乳類の多くは、大きさの直線クラインで簡単かつ正確に種と亜種を判定できる。雑種個体群でつながる二つの種は同一種にすべきだなどと言っていたのでは、貴重な種を見落とし滅ぼしてしまうことになりかねない。このことをできるだけ多くの方々に知っていただきたいということもあって、著者の説を公表して諸賢のご批判を仰ぐことにした。
目次
- 第1章 形態から見た種の分類
- 第2章 生物学的な種
- 第3章 行動学的種とは何か
- 第4章 進化しない種
- 第5章 進化度を異にする母種と娘種
- 第6章 種分化と種の展開
- 第7章 種分化と空白地帯
- 第8章 総括—行動学的種と種分化
「BOOKデータベース」 より