市場対国家 : 世界を作り変える歴史的攻防
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書誌事項
市場対国家 : 世界を作り変える歴史的攻防
日本経済新聞社, 1998.11
- 上
- 下
- タイトル別名
-
The commanding heights : the battle between government and the marketplace that is remaking the modern world
- タイトル読み
-
シジョウ タイ コッカ : セカイ オ ツクリカエル レキシテキ コウボウ
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注記
年表: 下:p325-333
参考文献: 下:p342-367
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784532162788
内容説明
著者たちは、欧米、旧ソ連邦や東欧諸国、中国、インド、ブラジルなど南米諸国、さらには日本をはじめとするアジア諸国など全世界を取材。大恐慌とケインズ経済学が登場して以来の大テーマ、市場と国家との相克のドラマを、政策当事者の証言と共に、生き生きと描き出す。登場人物はまさに多士済々。ローズベルト、チャーチル、レーニン、ドゴール、サッチャー、クリントン、〓小平、リークアンユーらの政治家から、ケインズ、ハイエク、フリードマンら経済学者、そして機知に富んだ官僚たち。彼らの知られざるエピソード、思想、そして情熱が織りなす人間模様は、文字通り世紀の大河ドラマである。日本語版刊行にあたり、原著に大幅に加筆。バンコクにはじまったアジア危機が世界経済を脅かし、市場の申し子ヘッジ・ファンドも深手を負うに至った最新の話題を盛り込んでいる。著者たちは主張する。「市場の大勝利は終わった。しかし、市場からの撤退は解決策ではない」われわれは、どのような形の経済社会をもちうるのか—。混沌の21世紀を前に、日本と世界の未来を考えるための必読の一冊。
目次
- 第1章 栄光の三十年間—ヨーロッパの混合経済
- 第2章 巨大さという問題—アメリカの規制型資本主義
- 第3章 運命の誓い—第三世界の台頭
- 第4章 神がかりの修道士—イギリスの市場革命
- 第5章 信認の危機—世界的な批判
- 第6章 奇跡を越えて—アジアの勃興
- 第7章 黒い猫と白い猫—中国の変貌
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784532162795
内容説明
市場は勝利したか?誰が経済の舵をとるのか。資本主義の歴史と未来を斬新な切り口で描き、世界を唸らせた力作待望の邦訳。日本語版のために緊急大幅加筆。
目次
- 第8章 許認可支配の後に—インドの覚醒
- 第9章 ルールにのっとったゲーム—中南米の新しい潮流
- 第10章 市場行きの切符—共産主義後の旅路
- 第11章 苦境—新たな社会契約を模索するヨーロッパ
- 第12章 遅れて起こった革命—アメリカの新たな均衡
- 第13章 信認の均衡—改革後の世界
「BOOKデータベース」 より