激闘ワールドカップ'98 : フランスから見とおす2002年

Bibliographic Information

激闘ワールドカップ'98 : フランスから見とおす2002年

後藤健生著

文芸春秋, 1998.9

Title Transcription

ゲキトウ ワールド カップ '98 : フランス カラ ミトオス 2002ネン

Available at  / 11 libraries

Description and Table of Contents

Description

32チーム、64試合という最大規模でおこなわれた第16回ワールドカップ。悲願の初出場を果たした日本の奮闘、地元開催で初優勝を決めたフランスの歓喜。常勝を義務づけられたブラジルの崩壊、初出場で3位となったクロアチアの奇跡…26試合を観戦した筆者が冷静に分析する、フランス大会のハイライト・ドキュメント。64試合全記録付き。

Table of Contents

  • 第1部 一次リーグ編(ブラジルが、ワールドカップ初出場の若いロナウドにすべてを託すというのは、大きな賭けと言うしかない。すべては、チームとして戦う準備を怠ってきたことのツケである。;守備固めが遅れ、さらに最後にギャンブルに出た車範根監督の采配ミスだった。一人少なくなったのだから、負け自体はしかたないにしても、うまく守り切れば最低限勝点「1」が取れたはずだ。;攻め合いの展開で日本が勝つ可能性はゼロに近い。アルゼンチン相手に勝負を挑もうとするなら、守備を固める以外に選択の余地はなかった。;後半の試合が日本ペースだったのだから、考え方を切り替えて、もう少し早めに攻撃をしかけてもよかった。そのあたりのベンチワークに柔軟性が見られなかったのは残念だった ほか)
  • 第2部 決勝トーナメント編(大会のベストゴールだった。オーウェンのゴールは、巧みなステップを踏んだラグビーのハーフバックが、ウィングにボールを回さず、自ら突破してトライを決めたようなイメージだった。;イタリアは局面局面でファイブバック、フォーバック、スリーバックを切り替えて守っているわけだ。それを、まったく混乱なく実行していく。さすがイタリアの守備は、見事なものである。;ロナウドはフリーになって右サイドから中央にドリブルで進み、左足に持ち替えてシュートかという瞬間、後方から追ったダーヴィッツがその右足にタックルした。ロナウドは倒れたが、ダーヴィッツのタックルはまったく正当なもの。;トライアングルを作ってパスコースをいくつも確保して、次々と早い直線的なパスをつないでいくクロアチアの攻撃も、また独持のものがある。三位決定戦の二つのゴールはその典型のような攻めだった。 ほか)

by "BOOK database"

Details

  • NCID
    BA38574174
  • ISBN
    • 4163544100
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    251p
  • Size
    19cm
  • Classification
  • Subject Headings
Page Top