今問い直す脳死と臓器移植
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今問い直す脳死と臓器移植
東信堂, 1998.10
- タイトル読み
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イマ トイナオス ノウシ ト ゾウキ イショク
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内容説明・目次
内容説明
臓器移植法が施行されて、まもなく一年がたとうとしている。しかし、未だに脳死移植はこの国で実施されてはいない。そこには、ドナーカードが十分普及していない等、さまざまな問題が指摘されているが、それにもまして移植法が施行される前にあれほど国民的な注目を集めた脳死や移植問題に関する議論がぷつりと途絶えてしまったかのように感じられる点である。ここに本問題の多側面を包括的にまとめた本を出版。
目次
- 第1章 人間はいつ死ぬのか—脳死と死の再定義をめぐって(問題の背景;脳死は人間の死なのか;一律ではない脳死の定義;脳死判定基準をめぐる問題—不可逆性の証明は本当にできるのか;脳死と宗教)
- 第2章 臓器移植とその問題(諸外国における臓器移植の歴史的変遷と現状;日本における臓器移植の歴史的変遷と現状;臓器移植の倫理性;臓器移植の現実的諸問題)
- 第3章 将来への展望—まとめに代えて(臓器移植が倫理的に許容されるために最低限必要な条件;私達の時代の死生観を見つめて)
「BOOKデータベース」 より