バベルの図書館 : 文字/書物/メディア
著者
書誌事項
バベルの図書館 : 文字/書物/メディア
NTT出版, 1998.9
- タイトル別名
-
The library of Babel : characters/books/media
- タイトル読み
-
バベル ノ トショカン : モジ ショモツ メディア
大学図書館所蔵 件 / 全49件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
展覧会カタログ
会期・会場: 1998年9月18日-10月25日:NTTインターコミュニケーション・センター ギャラリーA
英文併記
内容説明・目次
内容説明
このたびNTTインターコミュニケーション・センターでは、「『バベルの図書館』—文字/書物/メディア」展を開催するはこびとなりました。この展覧会は、アルゼンチンの小説家、ホルヘ・ルイス・ボルヘスによって1941年に著わされた小説「バベルの図書館」に想を得て企画されました。そこに描かれた「宇宙」と呼ばれる図書館は、言語によって表現可能なもののいっさいをふくむ書物を収めた、無限の図書館です。それを現代社会において多様化、多層化する情報になぞらえることもできるでしょう。本展は、この情報としての世界の縮図ともいえる、ボルヘスの宇宙=図書館に、文字、建築、映像を用いたそれぞれ独自の表現を行なう四人のアーティストの作品によって、その迷宮的世界像を描き出そうとするものです。特に文字に関しては、日本と中国出身のアーティストの参加によって、漢字のもつ表現力やその表意性にみるユーモアを提示いたします。
目次
- 文字という世界、人という文字—ライプニッツ、ラファーター、ボルヘス(高山宏)
- 天書綺譚—バベルの塔の蒼頡たち(武田雅哉)
- 「バベルの図書館」(中村敬治)
- ひとつのアンソロジーとして—無限連鎖/文字遊戯(小松崎拓男)
- 「バベルの図書館」—メディア的解題(畠中実)
- ボルヘスとカサーレスの着想から(山口勝弘)
- ボルヘスの予言(幸村真佐男)
- 「バベルの図書館」使用取扱書(鈴木了二)
- 「天地を嚇し鬼神を泣かす」(徐冰)
「BOOKデータベース」 より