日本の文学論
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日本の文学論
(講談社文芸文庫)
講談社, 1998.11
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ニホン ノ ブンガクロン
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注記
年譜・著書目録--竹西寛子: p261-277
参考文献: p278
作品索引: p279-282
人名索引: p282-285
内容説明・目次
内容説明
歌論、俳論というのは、日本の古典文学論ではあるが、それは古今集や新古今集の序文に見られ、また歌合の判詞などにも納得の行く形で表現されている。歌の心と詞、日本的美意識については、西洋の論理ですべて割り切れるものではない。明晰を越えた直観、それを著者は新たな批評の言葉として提起している。従来の日本語の批評言語を読み直すことで、日本文学の豊かさを示唆する画期的文学論。
目次
- 本歌取のすすめ
- 歌集の序文
- 歌合の判詞
- 「あはれ」の行方
- 「姿」と「余りの心」
- 「余りの心」から「余情」へ
- 余情の演出
- 情緒の「名づけ」
- 心か、言葉か
- 予が風雅
- 衆人愛敬
「BOOKデータベース」 より