書誌事項

中野重治とモダン・マルクス主義

ミリアム・シルババーグ著 ; 林淑美, 林淑姫, 佐復秀樹訳

平凡社, 1998.11

タイトル別名

Changing song : the Marxist manifestos of Nakano Shigeharu

中野重治とモダンマルクス主義

タイトル読み

ナカノ シゲハル ト モダン・マルクス シュギ

注記

原書 (Princeton University Press, c1990) の全訳

内容説明・目次

内容説明

1920‐30年代、中野が敢行した「詩の変革」のうちに書きこまれたのは、ルカーチ、ベンヤミン、グラムシ、バフチンら「現代の起源」の時代の根底的な批判者たちと同じ思考、同じ経験、同じ反撃の合図だった。彼らとの同時代性をてこに、既成の解釈の檻のなかから中野重治を救済する。

目次

  • 中野重治を救済する
  • 人生からの断片
  • 二つに引き裂かれた世界
  • 歌(歴史の発見;大正文化の再生産;革命のダイアローグ;歌の終わり)
  • マルクス主義は現代に呼びかける

「BOOKデータベース」 より

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