フィドルの本 : あるいは縁の下のヴァイオリン弾き
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フィドルの本 : あるいは縁の下のヴァイオリン弾き
(はじめて音楽と出会う本)
音楽之友社, 1998.10
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フィドル ノ ホン : アルイワ エン ノ シタ ノ ヴァイオリンヒキ
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Note
主要参考文献: 巻末pxi
ディスコグラフィ: 巻末pi-x
Description and Table of Contents
Description
アイリッシュ・ミュージックの浸透でにわかに注目を集めているフィドル。同じヴァイオリンでありながら「卑俗」とされてきたこの楽器は、「正統」文化に対する「底流」文化の担い手として、脈々とその伝統を培ってきた。ブリテン諸島のフィドル・スタイル、東欧のフィドルとジプシー音楽、ユダヤ音楽との関わり、移民とともにアメリカへ渡ったフィドルがどう受容されていったか…。常に民衆とともにあったフィドルの豊穣な世界を紹介する、初めての書。
Table of Contents
- 第1章 高貴にして不賤な弓弦楽器—屋根の上のヴァイオリン弾き(フィドルとヴァイオリンの出会いと別れ)
- 第2章 ブリテン諸島のフィドル—四弦で疾走するケルト(アイルランド;スコットランド;シェトランド、イングランド、ウェールズ)
- 第3章 東ヨーロッパのフィドル—マーラマロシュの祈り(ハンガリーの民俗音楽;ジプシー音楽とユダヤ音楽)
- 第4章 アメリカのフィドル—悪魔の楽器(山と草原のフィドル—アパラチアからテキサス;田舎と都会のフィドル—南部から東部大都市)
- 第5章 ポピュラー音楽の中のフィドル—このフィドルのどこが悪い(ブルーグラスとジャズ;ロックの時代—フィドルの復権)
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