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江戸の笑う家庭学

高橋幹夫著

芙蓉書房出版, 1998.12

タイトル読み

エド ノ ワラウ カテイガク

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注記

本書は「小野【バカムラ】譃字尽」(文化3年刊)を底本とし、折りにふれて各種節用集を引用した

内容説明・目次

内容説明

江戸時代の家庭百科「節用集」に見る洒落と笑いの世界。式亭三馬『小野の馬鹿村虚字尽』(文化三年刊)を底本に失いかけている笑いを取り戻す。

目次

  • 序章 往来物と節用集—江戸時代の事典類について
  • 第1章 小野〓小伝—節用集にはない著者紹介
  • 第2章 通神の縁起と後の祭礼—遊ぶ男の実態を笑う
  • 第3章 滑稽算法のいろいろ—計算をこじつけた楽しさ
  • 第4章 絵馬色紙などの書きよう—文字を書くための笑いの術
  • 第5章 印判と紋—印や書判文字までの笑い
  • 第6章 無礼無躾方・将棋の指し方—かまわない礼儀作法と、将棋見立の店の内
  • 第7章 小野〓〓字尽—〓字尽の本文とその周辺
  • 第8章 名頭字尽—言葉の回りにある笑い
  • 第9章 手相人相の見立て—手相と人相で笑いをつくる
  • 第10章 小謡と面—謡と能楽の面についてのお笑い

「BOOKデータベース」 より

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