ミリンダ王 : 仏教に帰依したギリシャ人
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ミリンダ王 : 仏教に帰依したギリシャ人
(Century books, . 人と思想||ヒト ト シソウ ; 163)
清水書院, 1998.12
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ミリンダ オウ : ブッキョウ ニ キエ シタ ギリシャジン
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University of Tsukuba Library, Library on Library and Information Science
104:H-77:163987004320
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Note
ミリンダ王・仏教史略年表: p212-215
参考文献: p216-217
Description and Table of Contents
Description
紀元前二世紀の中頃、インド西北部(今のパキスタン・パンジャーブ州など)を中心に広大な地域を支配していたギリシャ人のミリンダ王(ギリシャ名はメナンドロス)と、当時の仏教教団の優れた指導者ナーガセーナ長老との間に、仏教の教理思想の根本をめぐって鋭い対話討論が交わされた。それはギリシャ思想とインド仏教思想の対決でもあった。その結果、王は仏教に帰依した。問答の内容は、古代インド語の一種であるパーリ語で書かれた『ミリンダ王の問い』という大変ユニークな経典や、その漢文訳『那先比丘経』など、現存の資料によって詳しく知ることができる。本書は、右の二人の伝記や時代背景、経典の成立伝播翻訳の歴史、対論の教理思想の解説に、現地踏査の旅行記を付した書である。
Table of Contents
- 1 伝記篇(伝記検討の資料と方法;西北インドのギリシャ人国家 ほか)
- 2 経典篇(経典の原型;パーリ語原典 ほか)
- 3 思想篇(無我の思想;業論 ほか)
- 4 付篇 ミリンダ王故地旅行記(パキスタンとは;旅行日記)
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