生命誕生と生物の生存戦略 : ヒトはどこから来て,どこに行くのか?
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書誌事項
生命誕生と生物の生存戦略 : ヒトはどこから来て,どこに行くのか?
(メディカルトリビューンブックス)
日本アクセル・シュプリンガー出版, 1998.11
- タイトル読み
-
セイメイ タンジョウ ト セイブツ ノ セイゾン センリャク : ヒト ワ ドコカラ キテ ドコ ニ イク ノカ
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注記
監修: 井上正康, 内海耕慥
文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
地球進化の最大の遺産は、太陽エネルギーによる生命誕生と多彩な生態系の創生である。受精、発生分化、ボディープラン、アポトーシスなど、種を越えた共通原理により生命潮流を形成した利己的遺伝子は、爆発的エネルギー消費社会を生み出した。太古より種の絶滅は日常茶飯事であったが、最先端科学技術の華やいだ舞台の裏で、人類を含む生態系崩壊のシナリオが幕を開けた。地球生態系と種の命運、発生分化、細胞社会学、形態形成、アポトーシス、有性生殖戦略、周産期医療、遺伝子医療、クローン生物など、本書は、生命潮流の基本命題を考え、次世代のガイアに夢を託す医学生命科学者の必読の書である。
目次
- 第1章 生命潮流と生物の生存戦略(地球生物の繁栄と絶滅;DNAワールドと生命潮流;ヒトの進化様式とウイルス感染 ほか)
- 第2章 多細胞生物の発生と形態形成(頭部形態形成の分子プラン;両生類の変態における細胞死の分子機構—活性酸素の関与を巡って;周産期肝細胞社会と造血の場の変化 ほか)
- 第3章 周産期医学研究の最前線(哺乳類の受精と着床前初期胚の発生;体外受精と不妊症治療;母児間の栄養と細胞増殖因子 ほか)
「BOOKデータベース」 より