「幸せに死ぬ」ということ : ターミナルライフの発見
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「幸せに死ぬ」ということ : ターミナルライフの発見
洋泉社, 1998.12
- タイトル読み
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シアワセ ニ シヌ ト イウ コト : ターミナル ライフ ノ ハッケン
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内容説明・目次
内容説明
救命・延命治療を推し進める指向性をもつ流れを「往きの医療」とすれば、今、もっとも求められるのは、「安楽に死にたい」「苦しみをなくしたい」という「還りの医療」ではないのか。ターミナルライフ(終末期の人生)という視点から、生のなかの出来事として死を排除せず受容することの大事さを提唱する新しい死に方=生き方論。
目次
- 往きの医療と、還りの生命—臓器移植法施行とドナーの位相
- ターミナルライフ。あるいは劇としてのホスピス—E・キューブラー・ロスを中心に
- もう一つの「死ぬ瞬間」—「母子餓死日記」に見る“生”の選択肢
- モルヒネの思想—内藤いづみ医師との往復書簡
- 生命の質とは、深さとはなに?—エホバの証人「輸血拒否」判決にふれて
- ホスピスへの遠い道—そのイメージと「緩和ケア病棟」という現実
- 平均余命・死因そして未病のQOL—『厚生白書』生活習慣病に見る健康観
- 「がん告知」の回路をめぐって—末期医療に関する三つのアンケート調査から
- “寝たきり”という身体と時間—還りの家族と介護について
「BOOKデータベース」 より