生き方の美学
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生き方の美学
(文春新書, 018)
文芸春秋, 1998.12
- タイトル読み
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イキカタ ノ ビガク
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注記
主要参考文献: p221-222
内容説明・目次
内容説明
美しく生きるとは、いかに自らの美意識に忠実に生きるかということではないのか。京大教授を辞したのちは故郷に帰り、老父に仕えながら農に生きた小島祐馬、七十七歳にしてパブリック・サービスのため国鉄再建に情熱を燃やした石田礼助、暗殺の危険を顧みず国会で堂々と軍部批判演説をした斎藤隆夫など、高潔、廉恥、無私、道義、使命感、理想、友情、正論、矜恃、徳といった、いまや死語と化したかに見える言葉どおりに生きた人びとのかたち。
目次
- 高潔—小島祐馬
- 滋味—「葉隠」
- 理想—相馬愛蔵・黒光夫妻
- 名人—鯉つかみとマムシ取り
- 矜恃—中野重治
- 誠実—サンセヴェリーナ夫人
- 自足—ロンドン郊外の老庭師
- 清廉—キンキナトゥス
- 使命感—五人の庄屋
- 無私—高橋泥舟〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より