空間の表象
著者
書誌事項
空間の表象
(江戸の思想, 9)
ぺりかん社, 1998.12
- タイトル読み
-
クウカン ノ ヒョウショウ
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内容説明・目次
内容説明
「空間の表象」を特集の主題とした本号で多くの論者が「境界」をめぐって問題構成していることは、けだし当然だといえよう。一国の「境界」付けによって成立する歴史叙述が、思想史的叙述が、問い直されなければならぬものとして20世紀はあったのだから。
目次
- 一国的境界言語の表象
- アジールの変容
- 歴史の空間、言語の時間—日本語史と方言の思惟
- 人間の「境界」
- 幕末海防論と「境界」意識—「志士」集う「場」を中心に
- 「石化した葬墓地」と違和する遺体—石塔・自然葬・死体遺棄をめぐる風景
- 文化帝国の神聖領土空間
- 近世地域システムから見た日本の自‐他関係言説の変容
- 『竹島考』ノート—ある鳥取藩士の竹島(鬱陵島)認識
- 海防論再考
- 儒教的普遍と日本的(内部)の形成
「BOOKデータベース」 より