歌舞伎をつくる
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書誌事項
歌舞伎をつくる
青土社, 1999.1
- タイトル読み
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カブキ オ ツクル
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注記
座談: 坂東三津五郎ほか
内容説明・目次
内容説明
舞台裏をぜんぶ見せます。極彩色の虚構を生む、仕掛けと緻密な論理。奇抜なからくり、豪華な大道具。観客の目を奪う完全なる虚構の世界はいかにして生み出されるのか。空前絶後の顔合わせによる徹底討議。
目次
- 東海道四谷怪談—ケレンの効果絶大、歌舞伎のサービス精神
- 仮名手本忠臣蔵—役者も裏方も知ってて当り前、だからセリフにも道具にも記録がない
- 歌舞伎十八番—江戸の花『助六』の傘は引手茶屋から贈られた
- 所作事(舞踊)—鷺娘が今のようになったのは、パブロアの『瀕死の白鳥』の影響
- 夏狂言—水芸・早替り・宙乗り…、夏狂言はケレンの宝庫
- 和事—芸は一代、型を遺さない上方芸
- 加賀見山旧錦絵・加賀見山再岩藤—蝶を追って客席をフワフワ、宙乗りの仕掛けとは
- 盲長屋梅加賀鳶—胸のすく威勢のよさ、江戸風俗を写実的に描く
- 白浪五人男—青砥稿花紅彩画—舞台上の錦絵を生む大道具大仕掛け
「BOOKデータベース」 より