入門公共選択 : 政治の経済学
著者
書誌事項
入門公共選択 : 政治の経済学
三嶺書房, 1999.1
改訂版
- タイトル別名
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改訂版入門公共選択 : 政治の経済学
- タイトル読み
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ニュウモン コウキョウ センタク : セイジ ノ ケイザイガク
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注記
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
日本型経済社会は、(1)間接金融方式、(2)護送船団方式、(3)日本的労使慣行に集約されるのが一般的だが、それを官僚主導によって維持してきたところに特色がある。その限界を急速に露呈したのが、右肩上がりの経済が崩壊した住専問題であった。国際化・情報化・高齢化の中で、その未知の変化に対応しきれない官僚主導型経済の自信喪失は、いまや行政改革の大きな声の中に、包摂されている。まさにそれは、民主主義政治の中で、いかにして政治改革をなし得るのか、そのために市場経済はどこまで答えを用意できるのかは、「公共選択論」の中心課題となってきた。その意味で、アメリカそしてヨーロッパ、アジアの各地域の公共選択論的分析は喫急の課題となってきた。
目次
- 第1部 公共選択総論(公共選択学派の登場;公共選択とはなにか;なぜ囚人のディレンマが起きるか ほか)
- 第2部 公共選択各論(政治家、有権者そして選挙;官僚は“召し使い”にならない;地方自治の公共選択 ほか)
- 第3部 今後の展望(公共選択と制度改革;公共選択論の新課題と発展)
「BOOKデータベース」 より