野ざらし紀行評釈
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野ざらし紀行評釈
(角川叢書, 1)
角川書店, 1998.12
- タイトル読み
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ノザラシ キコウ ヒョウシャク
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内容説明・目次
内容説明
「野ざらし紀行」は、芭蕉の最初の紀行文である。貞享元年八月、四十一歳の芭蕉は、旅中に倒れることも覚悟して旅立つ。九か月にわたる旅の紀行文は、公刊を企図することなく執筆され、しかも絵巻という形をとっている。画面とのかかわりの中で本文をどのように読み取り、鑑賞するか…。「野ざらし」の旅を通して、俳諧の特性である風狂の世界を拓き、蕉風の確立へ向かうこととなった過渡期の句文を評釈し、その精髄を鑑賞する。
目次
- 旅立ち、箱根越え
- 富士川
- 大井川・佐夜の中山
- 伊勢
- 伊賀・大和
- 吉野
- 山中・不破・大垣
- 桑名・熱田
- 尾張旅泊
- 故郷越年、大和
- 京都・大津
- 邂逅と離別
- 惜別・帰庵
「BOOKデータベース」 より