書誌事項

江戸の賄賂

童門冬二著

(集英社文庫)

集英社, 1998.8

タイトル読み

エド ノ ワイロ

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注記

「江戸のワイロ」(ネスコ 1995年刊)の改題

内容説明・目次

内容説明

江戸は賄賂の温床であった。それは家康以来の大名分断政策によるところが大きいが、贈り物は一種の「ごあいさつ」、美風とさえ考えられていた。老中として権勢をほしいままにした田沼意次、公共事業で偉大な業績を遺した河村瑞賢らの論理と方法を紹介し、贈る側の「美学」・貰う側の「理屈」を分析する。今も昔も清と濁との繰り返し。江戸を語りながら現在を照らす。

目次

  • 第1章 消費バブル都市・江戸
  • 第2章 贈賄の美学
  • 第3章 収賄の理屈
  • 第4章 田沼意次の賄賂哲学
  • 第5章 幕末の「経世済民」論

「BOOKデータベース」 より

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