田山花袋というカオス

書誌事項

田山花袋というカオス

尾形明子著

沖積舎, 1999.2

タイトル読み

タヤマ カタイ ト イウ カオス

内容説明・目次

内容説明

近代文学を独自に啓いたが故に生まれる大いなるカオス、茫漠と拡がる情趣の表現者田山花袋解読。西欧文学を超え、宗教を超え、花袋が超克した表現世界を今、改めて問う。

目次

  • 第1章 ロマンティシズムの時代(「野の花」とその序文に関する一考察;「女教師」から「少女病」まで)
  • 第2章 日本自然主義文学の成立(「蒲団」論;「生」論)
  • 第3章 時と廃墟の哲学(「時は過ぎゆく」論;「廃駅」を中心に)
  • 第4章 愛慾と煩悩の文学(「愛と恋」をめぐっての覚え書き—「蜻蛉日記」との距離;「百夜」断想—「心の珊瑚」「百夜」「恋の殿堂」三部作として)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BA40036018
  • ISBN
    • 4806046353
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    344p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ