お登勢
著者
書誌事項
お登勢
(大衆文学館)
講談社, 1997
- 上
- 下
- タイトル読み
-
オトセ
大学図書館所蔵 件 / 全2件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784062620826
内容説明
幕末期、徳島藩とその属藩稲田家は陰湿な対立状態にあった。本藩の下級家臣に奉公に出たお登勢は、陪臣津田貢にはげしく惹かれる。だが一方で、主家の嫡子から恋慕される。しかもその嫡子の妹と貢のあいだに縁談がもちあがるのだ。一介の下女と武士のあいだに横たわる身分の壁。一少女に時代は酷だ。—激動する幕末維新期の荒波のなかで愛一筋を生きた女の運命を描く著者会心の長編歴史ロマン。
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784062620888
内容説明
徳川政権瓦解は徳島藩の属藩稲田家にも暴風のごとき嵐となって吹きつけた。北海道静内への移住。先に渡道した津田貢のあとを追って、お登勢も厳寒の北海道へとわたる。だが、その地で見出したのはあまりにも厳しい大自然の猛威だった。さらに、お登勢は思いもかけぬ愛の苦境、愛の修羅場に立たされる—幕末維新期の荒波を超えて、大地に生きる女性の断乎たる生きざまを描く長編歴史大作。
「BOOKデータベース」 より