荒木又右衛門
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荒木又右衛門
(大衆文学館)
講談社, 1996
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- タイトル読み
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アラキ マタエモン
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784062620567
内容説明
寵童渡部源太夫を河合又五郎に殺害された岡山藩主・池田宮内少輔忠雄の怒りは、又五郎が、かねて池田家に遺恨を抱く旗本組に身を寄せるに及んで頂点に達する。そのころ、大和郡山で事態の進展を見守る源太夫の義兄・荒木又右衛門は武門の意地と掟の狭間で深い苦悩の中にあった…。旗本対大名の対立と幕藩体制の緊張感を背景に、緻密な考証で仇討の本義を描き出す、本格歴史小説屈指の名作。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784062620598
内容説明
亡君の上意を得て、事情は一変する。又右衛門は安んじて義弟・数馬の願いを容れた。同じころ、長年の盟友河合甚左衛門もまた甥・又五郎のために起った。かくして、旗本と大名の対決という幕府を震撼させる危機を孕んだまま、伊賀上野鍵屋ヶ辻の決闘の朝は来た!史料の精査をもとに、日本三大仇討の一つとして芝居に講談に喧伝された虚飾と誇張を排しリアルな剣客像を創出した歴史文学の最高峰。
「BOOKデータベース」 より