八ケ嶽の魔神
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書誌事項
八ケ嶽の魔神
(大衆文学館)
講談社, 1996.4
- タイトル読み
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ヤツガタケ ノ マジン
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内容説明・目次
内容説明
秘峰八ケ嶽を舞台に、姫をめぐる兄と弟の愛の確執と惨酷な結末が、果てもなく続く一族の血塗られた歴史の発端だった。憎悪は憎悪を呼び、復讐は復讐を生む。山窩族と水狐族に分れて争う末裔たちの呪詛と怨嗟の叫びは、時空を越え、いま大江戸の夜に凄然と谺する。近代劇作の手法もとりこんだ卓抜な構想力と無類の空想力で妖美幻想の世界を拓き、国枝三大伝奇長編の一つと評される豊饒な成果。
「BOOKデータベース」 より