行きゆきて峠あり
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行きゆきて峠あり
(大衆文学館)
講談社, 1995
- 上
- 下
- タイトル読み
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ユキユキテ トウゲ アリ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784062620116
内容説明
江戸昌平黌の卒業試験に落ちた榎本釜次郎は、彼を見込む箱館奉行・堀織部正に随って北海道を知り、また長崎で海軍の技術を習得する。オランダ留学も果たし海軍副総裁となった榎本だったが、倒幕の流れは洋々たる前途を一気に押し流す。「男」を描いて定評ある著者が辿る幕末の異才・榎本武揚の運命。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784062620123
内容説明
官軍への幕府海軍艦船引き渡しを拒否した榎本武揚は、主力を卒いて箱館へ向かう。脱走である。一旦は松前軍を破り独立政府を名乗るが、官軍の圧倒的な物量の前に降伏、かくて榎本らは江戸の獄中へ…。得意の聞き書き、関係者の証言等を多用し、榎本武揚とその時代を骨太に描く、巨匠晩年の代表的雄篇。
「BOOKデータベース」 より