労働条件変更法理の再構成
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労働条件変更法理の再構成
有斐閣, 1999.2
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ロウドウ ジョウケン ヘンコウ ホウリ ノ サイコウセイ
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Note
著者の博士論文「労働条件形成・変更の段階的正当性: 労働条件変更法理の再構成」(東京大学院法学政治学研究科, 1995.3)に加筆・訂正を加えたもの
Description and Table of Contents
Description
本書は、労働条件の形成・変更という集団的現象を、個・契約という観点から理論的に一貫させるとどのような論理的帰結となるのかを明らかにするもの。著者の個・契約に対するこだわりは、企業の利益を中心におき、それを社会における優越的な価値と認める発想に対する強い違和感に基づいている。
Table of Contents
- 第１章 日本における問題状況（集団的労働条件の決定プロセスの特徴；就業規則による労働条件変更に関する判例・学説の分析 ほか）
- 第２章 イタリアにおける集団的労働条件の形成・変更（伝統的な労働協約理論；労働協約による労働条件の不利益変更 ほか）
- 第３章 ドイツにおける集団的労働条件の形成・変更（労働協約と事業所協定との間の権限配分；事業所協定による一般的労働条件の不利益変更の限界 ほか）
- 第４章 集団的労働条件の形成・変更における正当性（集団的労働条件の構造分析—就業規則論の再構成；労働協約による集団的労働条件の形成・変更—労働協約論の再構成）
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