運河沿いのフェルメールの家

書誌事項

運河沿いのフェルメールの家

イングリット・メラー著 ; 鈴木芳子訳

エディションq , クインテッセンス出版 (発売), 1999.2

タイトル別名

Das Haus an der Voldersgracht

タイトル読み

ウンガゾイ ノ フェルメール ノ イエ

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注記

フェルメールとその時代: p319-328

内容説明・目次

内容説明

本書はゴーダの名家の娘カタリーナ・ボルネスとの婚礼の日から、故郷デルフトに捧げるオマージュともいうべき「デルフトの眺望」を描くシーンまでを綴った伝記小説である。偉大なる芸術家の野望と成功の軌跡というよりは、日常的なファクターを積み上げ、ストーリーの派手さよりも心の襞に分け入り、絵の成立事情や家庭生活を盛り込みながら、愛妻カタリーナ、親友にしてライバルの画家ピーテル・デ・ホーホ、かつての学友で顕微鏡の発明者レーウェンフック、海軍将校ファン・ドンゲンなど個性豊かな人々との交流のなかから、フェルメールの人となりや創作の苦悩が浮き彫りにされてゆく手法をとっている。

「BOOKデータベース」 より

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