救えたはずの生命 : 救命救急センターの10000時間
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救えたはずの生命 : 救命救急センターの10000時間
(小学館文庫)
小学館, 1998.10
- タイトル読み
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スクエタ ハズ ノ イノチ : キュウメイ キュウキュウ センター ノ 10000ジカン
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内容説明・目次
内容説明
アメリカでは50%を超すといわれるDOA患者の救命率が、日本ではこの10年でわずかに3%から6%へと伸びたにすぎない。DOA(DEAD ON ARRIVAL=心肺停止)状態に陥った重傷・重症の患者が次々と運び込まれてくる救急センター。その最前線、日本医科大学付属病院救命救急センターを中心に、一万時間もの取材を積み重ねて日本のERをルポルタージュし、日本の救急医療問題の所在を照らした画期的な作品。そのルポルタージュを、十年を経て新たに加筆訂正し、合わせて現在の問題点を付記した。「最高の医学、最低の救急医療」と問いかけた著者の問いが、いま十年の重みをもって改めて問い直されなければならない。
目次
- 第1章 深夜0時の救命救急センター
- 第2章 生還
- 第3章 32万5千回の中に消えた真実
- 第4章 心臓が停止する瞬間
- 第5章 エマージェンシィ・ナース
- 第6章 脳死判定基準への疑問
- 第7章 転送されてきた患者
- 第8章 最高の医学、最低の救急医療
- 第9章 お願い、助けて…
- 終章 生存率三パーセント
「BOOKデータベース」 より