政官攻防史
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政官攻防史
(文春新書, 027)
文藝春秋, 1999.2
- タイトル読み
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セイカン コウボウシ
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注記
参考文献: p234-238
内容説明・目次
内容説明
明治以来の日本の統治は、「政」と「官」の攻防の歴史である。「藩閥官僚」に始まる「官」のエトスは、今に到るも明治以来の超然主義、「政」不信である。これに対して「政」は絶えず挑戦し、絶えず敗れて来た。そして軍・検察官僚がついにこの国を征圧した後、「官」は自家中毒を起こし、敗戦を迎える。そして戦後、五五年体制によって「政」を征圧した「官」は、再び静かな崩壊、自家中毒を起しはじめた。
目次
- 序章 「政」と「官」
- 第1章 前史—超然主義の誕生
- 第2章 星亨の挫折
- 第3章 猟官—隈板内閣の夢
- 第4章 山県有朋vs.星亨
- 第5章 暗殺—追いつめられた「官」
- 第6章 原敬の時代
- 第7章 逆転—新官僚の時代
- 第8章 五五年体制への道
- 終章 「無党派」は「官」党である
「BOOKデータベース」 より