警察官僚が見た「日本の警察」
著者
書誌事項
警察官僚が見た「日本の警察」
講談社, 1999.3
- タイトル別名
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警察官僚が見た「日本の警察」
- タイトル読み
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ケイサツ カンリョウ ガ ミタ ニッポン ノ ケイサツ
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内容説明・目次
内容説明
日本の治安は世界一といわれ、それを世界一たらしめてきたのは、国民の協力もあるが、日本の警察関係者の永年にわたる努力の賜でもある。これは彼らの誇りであると同時に、国家としての日本の誇りでもあった。しかしながら、いま治安は急速に悪化しつつある。「世界一安全な国・日本は昔の話」とまでいわれるようになった。日本の警察の中で生きてきた一人の人間として、私はこれを看過するわけにはいかない。「警察」に関しては、いままで数多くの書物が世に出た。しかしその多くが「警察=権力=敵」といった警察批判の書であり、偏見に満ちた攻撃の書であった。本当に警察を思い、警察の機構と内情、そしてそこで働く人間の心を知っている者が書いた書物は、ほとんどないといってもよい。本書は「日本の治安が、今後も名実ともに世界一であってほしい」という願いを込めて書いたものである。
目次
- 第1章 警察キャリアの誕生
- 第2章 警察を見れば社会がわかる
- 第3章 「ギャンブル、わいせつ、交通問題」と警察
- 第4章 犯罪に立ち向かうための権限
- 第5章 キャリアと地方警察
- 第6章 日本警察の現実
「BOOKデータベース」 より