新潟水俣病問題 : 加害と被害の社会学
著者
書誌事項
新潟水俣病問題 : 加害と被害の社会学
(現代社会学叢書)
東信堂, 1999.2
- タイトル別名
-
Environmental sociology of Niigata minamata disease
- タイトル読み
-
ニイガタ ミナマタビョウ モンダイ : カガイ ト ヒガイ ノ シャカイガク
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注記
文献: 各章末
新潟水俣病関連文献リスト 関礼子, 舩橋晴俊作成: p235-244
新潟水俣病問題年表 渡辺伸一, 舩橋晴俊作成: p245-269
内容説明・目次
内容説明
本書は、新潟水俣病についての初めての社会学的な研究書として、これまで未解明であった新潟水俣病をめぐる諸問題にアプローチしようとするものである。また1991年より97年にいたるまでの継続的な現地調査に基づいて、初の未認定患者アンケート調査など、オリジナルな資料に立脚したものであること。加害メカニズム、被害の態様、解決過程という公害問題の3つの局面にわたって、この問題を総合的に研究したものであること。単に事実記述にとどまらず、この問題の発生原因と被害を増幅した社会的諸要因、及び解決を困難化した諸要因について、社会学理論に基づいた因果連関を解明しようとするものであること。という特徴と意義を持つものである。
目次
- 第1章 新潟水俣病問題の歴史と概要
- 第2章 加害過程の特質—企業・行政の対応と加害の連鎖的・派生的加重
- 第3章 被害者潜在化のメカニズム—集団検診の受診と認定申請をめぐる困難の分析
- 第4章 水俣病差別とニセ患者差別—未認定患者への差別と認定制度の介在
- 第5章 家族による被害の経験
- 第6章 阿賀野川流域における生活世界の変容
- 第7章 職業に関連する損失および被害の総体
- 第8章 未認定患者の長期放置と「最終解決」の問題点
「BOOKデータベース」 より