場所をあけろ! : 寄せ場/ホームレスの社会学
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場所をあけろ! : 寄せ場/ホームレスの社会学
松籟社, 1999.1
- タイトル読み
-
バショ オ アケロ : ヨセバ ホームレス ノ シャカイガク
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注記
執筆: 田巻松雄ほか
文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
今、ドヤの一室で、公園で、河原で、病院のベッドで、傷つき、病み、老いた日雇労働者が、野宿者が、ひとり、ひとり、「殺されて」いる。仕事にアブレ、ドヤから叩き出され、路上から追い立てられ、すべての居場所を奪われ…。新宿・釜ヶ崎・山谷、寿町、笹島、神戸…寄せ場と野宿者世界の知の解体へ誘う。
目次
- 1 寄せ場—差別と意味の社会学
- 2 寄せ場を基点とする社会学の射程—「中央」と「周辺」および「勤勉」と「怠け」をキーワードにして
- 3 排除と抵抗の現代社会論—寄せ場と「ホームレス」の社会学にむけて
- 4 「寄せ場のエスノグラフィー」を書く
- 5 保護/撤去/襲撃—震災後・神戸の野宿者問題
- 6 見えない街の可能性—新宿で野宿する一人の「おじさん」の語りから
- 7 アンダークラスとしての寄せ場—釜ケ崎を中心として
- 8 寄せ場と行政—笹島を主な事例として
- 9 寄せ場は何処へ
「BOOKデータベース」 より