「皇国 (みくに) の姿」を追って : 教科書に見る植民地教育文化史

書誌事項

「皇国 (みくに) の姿」を追って : 教科書に見る植民地教育文化史

磯田一雄著

皓星社, 1999.3

タイトル別名

「皇国の姿」を追って

皇国の姿を追って

タイトル読み

ミクニ ノ スガタ オ オッテ : キョウカショ ニ ミル ショクミンチ キョウイク ブンカシ

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内容説明・目次

内容説明

他民族に対する侵略・支配が日本人にとっては自由・解放だったように、他民族に対する皇民化教育は、日本人にとっての新教育と一体のものだった。とりわけ「満洲」でそれがはっきり現れた。現地で編纂された教科書はこの矛盾を解き明かす鍵となる。本書は「教科書にみる植民地教育文化史」である。

目次

  • 第1部 石森国語の成立と「満洲」(在満日本人教育用補充教科書の開発と最初期の『満洲補充読本』;石森延男の参加と『満洲補充読本』の改訂;『満洲補充読本』の廃止と「国民科大陸事情」の教科書の誕生 ほか)
  • 第2部 輸出された皇国史観の諸相(「国史」教材の原型—「神功皇后と三韓征伐」;異民族に強制された「皇国の姿」—朝鮮の国史教科書の変遷(一)併合前「開化期」から「内鮮融和」期まで;異民族に強制された「皇国の姿」—朝鮮の国史教科書の変遷(二)「皇民化」期に生まれた独創的教科書 ほか)
  • 第3部 『皇国の姿』を追って(『皇国の姿』とはどんな教科書か;『皇国の姿』の教材分析;『皇国の姿』の成立の背景 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA40816006
  • ISBN
    • 4774402419
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    414, 7p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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