ニッポン秘境館の謎
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ニッポン秘境館の謎
晶文社, 1999.4
- タイトル読み
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ニッポン ヒキョウカン ノ ナゾ
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内容説明・目次
内容説明
「秘境」という言葉には、胸をワクワクさせる響きがある。そのなつかしくも妖しいイメージは、高度経済成長期に多く語られ、雑誌や本で大ブームを巻き起こした。しかし、いまや秘境は、世界には存在しない。すべての不思議は、科学的に分類され記述されてしまう。でも、あのワクワクした気持ちは、如何とも捨てがたい。伊勢、鳥羽、熱海の秘宝館は、誰がどのようにつくっていったのだろうか。目黒寄生虫館、秩父珍石館、ムー大陸博物館…。日本のなかの秘境的な空間をさぐっていく。日本人にとって秘境とは何なのか。なぜ秘境は人を魅きつけてやまないのか。大真面目に論じた、現代ニッポン秘境の大研究。
目次
- 1 魅惑の世界旅行館(「秘境」雑誌の時代—『別冊実話特集』に始まる;「秘境」を創った男—竹下一郎さんに聞く ほか)
- 2 妄想の肉体館(秘宝館のドラマツルギー—伊勢・鳥羽・熱海秘宝館;誘惑する寄生虫—目黒寄生虫館)
- 3 神秘と笑いの陳列館(人面石だよ、全員集合!—秩父珍石館;神秘はニコニコ現れる—神秘珍々ニコニコ園 ほか)
- 4 秘密の資源館(天皇家の影の埋蔵金—自称天皇と贋御落胤;科学と擬似科学の夢占い—「科学的」な人間研究)
「BOOKデータベース」 より