構造有機化学 : 有機化学を新しく理解するためのエッセンス

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構造有機化学 : 有機化学を新しく理解するためのエッセンス

齋藤勝裕著

三共出版, 1999.4

タイトル読み

コウゾウ ユウキ カガク : ユウキ カガク オ アタラシク リカイ スル タメ ノ エッセンス

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注記

参考文献: p250

内容説明・目次

内容説明

化学は他の科学、特に物理、数学と違ってわかりづらいと言う学生が多い。馴染みにくいと言う者も多い。その理由の1つに両者で使う言葉の違いがある。物理、数学の言葉は数式であり、化学の言葉は分子式である。高校になって初めて入ってきた異端の転校生のようなものである。アレルギーもわこうというものである。しかし、理由は実は、もう1つあるようである。それは、化学は覚えなければならないことが多い。暗記に頼らざるを得ない、というものである。なるほど、化学には覚えなければならないことはある。しかしそれはなにも化学に限ったことではない。多分これはこういうことであろう。化学には法則、原理、あるいは分子の性質、反応など、実にいろいろの項目があり、要するに全てを統一する理論がないと。本書の狙いはこの非難に答えることにある。化学は理論で積み上げられた科学である。基本の原理は一握りほどのものである。我々に要求されるのはこの、ほんの一握りの原理を理解することだけである。全ての事柄はこの原理の応用、解釈にすぎない。

目次

  • 構造論(基本構造;ヘテロ原子を含む構造 ほか)
  • 分子軌道論(局在π結合;非局在π結合 ほか)
  • 物性論(発色性と発光性;芳香族性と結合異性 ほか)
  • 反応性(光化学反応;分子内反応と分子軌道 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA40909195
  • ISBN
    • 478270402X
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    vii, 256p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
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