現代ドイツ化学企業史 : IGファルベンの成立・展開・解体

書誌事項

現代ドイツ化学企業史 : IGファルベンの成立・展開・解体

工藤章著

(Minerva人文・社会科学叢書, 24)

ミネルヴァ書房, 1999.3

タイトル別名

現代ドイツ化学企業史 : IGファルベンの成立展開解体

タイトル読み

ゲンダイ ドイツ カガク キギョウシ : IG ファルベン ノ セイリツ・テンカイ・カイタイ

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注記

史料および文献: p391-410

内容説明・目次

内容説明

IGファルベンは、ドイツ化学工業を代表し、デュポンやICIと並んで世界の化学工業に君臨した。本書は、1925年に染料企業の合同によって誕生してから、第2次大戦後連合国の権力のもとで1953年に最終的に解体されるまでの全過程を、一次史料および同時代の雑誌・文献などを利用しつつ、一貫した視点から統一的に分析する。ドイツの巨大化学企業IGというケースの研究をつうじて、大企業体制の構造とその歴史的意義を問い、大企業体制の限界が議論される今日、本書はそれに対する解答を与えるさいの重要な素材を提供する。

目次

  • 第1部 IGファルベンの成立(1900‐1925年)(利益共同体の形成;企業合同)
  • 第2部 IGファルベンの展開(1925‐1945年)(企業成長—合理化と多角化;経営危機;多角化による成長)
  • 第3部 IGファルベンの解体(1945‐1955年)(解体の政治過程;3大企業体制の成立;企業規模と競争力)

「BOOKデータベース」 より

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