地球村の行方 : グローバリゼーションから人間的発展への道
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地球村の行方 : グローバリゼーションから人間的発展への道
(グローバルネットワーク21人類再生シリーズ, 1)
新評論, 1999.5
- タイトル読み
-
チキュウムラ ノ ユクエ : グローバリゼーション カラ ニンゲンテキ ハッテン エノ ミチ
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参考文献あり
内容説明・目次
内容説明
本書は、グローバリゼーションがもっている限界や問題群を明らかにしつつ、その弊害を排除するための基本的な視点、指標、コンセプトの提示、さらには原点からの見直しやラディカルな発想の転換などについて具体的な提言が示されている。つまり法・政治・経済・社会と学際的議論としてのグローバルな文化論の試みに、また日本から発して、カンボジア、ヒマラヤ、イスラム、カリブ、そして再び日本へと帰着する地域発信のダイナミックな議論を展開している。
目次
- 第1部 「グローバルネットワーク21(GN21)」に寄せて—「グローバルネットワーク21(GN21)」設立の趣旨と目的(新しい発展のあり方—ヴォルフガング・ザックス氏のスピーチ;グローバリゼーションはなぜ問題か—マフディ・エルマンジュラ氏へのインタビュー)
- 第2部 学際的問題群を解明する(非定着の民から得られる視座—衆生自らが開示する尊厳のかたち;エスニシティ、ナショナリティ、アイデンティティ—相互依存の世界における社会発展と人間発展;グローバリゼーションの限界—多国籍企業は二一世紀に生き延びられるか ほか)
- 第3部 地域から地球社会の発展を見る(地域性こそ普遍的文化の原点—能登半島、珠洲市の反原発運動と仏教僧;伝統的組織の役割から将来の発展を考える—寺院が支えるカンボジアの小学校建設を事例として;ヒマラヤの伝統医療の復興に向けて—辺境の地ムスタンから ほか)
「BOOKデータベース」 より