出雲国朝鮮人参史の研究
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出雲国朝鮮人参史の研究
八坂書房, 1999.4
- タイトル読み
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イズモノクニ チョウセン ニンジンシ ノ ケンキュウ
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注記
参考文献: p200-202
内容説明・目次
内容説明
本書では、本編第一章で幕府の人参栽培の努力と普及政策、栽培・加工上の問題点、諸藩の人参栽培状況、とくに会津藩について概観した。第2章では松江藩の藩政改革と人参栽培の試行、挫折と日光への家臣の派遣、専売制下における発展、人参方の組織、長崎交易の努力と品質向上のための領民督励、松江藩独自の栽培法と製造法、経費と産額、雲州人参成功の理由、明治以後の状況について述べ、人参栽培史年表を付した。第3章では小村新蔵への人参栽培下命、日光実教院斡旋による茂重の奥秘修業、幕府の厳しい人参畑管理、俗説茂重スパイ譚、人参畑の再興、猿田彦尊信仰と人参方鎮守の建立、足軽の暮らしと藩主下賜と伝える軸物の由来、明治維新と小村家について述べ、小村家略年表を付した。
目次
- 1 本文編(朝鮮人参栽培史のあらまし;松江藩の人参栽培;小村家の人参栽培)
- 2 史料編(小村家古文書;松江市売布神社文書;大田市八面神社蔵棟礼 ほか)
「BOOKデータベース」 より